ヘルが帰ってきた。


「ヘル、また人間殺したのか、もうかれこれ128回やめろって言ったよね？」

説教する。

「しょうがないでしょう、ガルが危険だったのだから。第一あなたも応戦しようとしてたではありませんか。」


うっ、何も言えない。

「しかしだなぁ俺はガルも大事だがお前も大事なのだぞ。お前が傷ついてる姿など見たくない。」


きまった！俺カッコイイ！

「大丈夫です、あなたより強いですから。」


ガクッ、確かにそうだけど･･･それ言ったら俺魔王出来ないじゃん。


そんなやり取りをしていたら、

雑魚兵がやってきて、こう言い放った。

「魔王様！人間の王から手紙が届いております！」