リュミ(シンデレラ)side



リリア様、じゃなくて

セシルが呪文を唱えると

昔の記憶が頭の中に

流れ込んでくるようだった



「シンデレラ、どう?」

「シンデレラじゃないわ、リュミよ。セシル。」



セシルは一瞬驚いて

不敵な笑みを浮かべた



「なんて冗談に決まってるじゃない!」



次の瞬間

私は自分の身体に起きたことと

セシルの行動に驚いた



「な..に...を...._____」




意識がまた途切れる

力が抜けて倒れていく途中で

みんなの話し声が聞こえてきた



「リュミ!!」

『お母様、何てことを...!』

「私達が死んで、あなた達親子が永遠に苦しむように...」

「どういうことよ!?」

「あなた達だけが幸せになるなんて許さない。

私達《親子》が死ななきゃならないなら、

養女であるシンデレラも死ななきゃいけないはずだもの。」

「次はリュカ=グランジェ。君を殺すわ。シンデレラの手で。」

「「「『!!?』」」」

「ねぇ、シンデレラ。あんたまだ意識あるんでしょ?

暗殺者として最期に実の兄を殺しなさい。」

「な..に.言って..。

兄を殺す..くらいな..ら..私は...自分の《死》...を..選ぶわ..。」



そう言った時、意識が完全に途切れた