身体が沈んでいく そんな感覚だ そんな俺を見て瞳の色が戻ったシンデレラは逃げる様に走って行った 俺にはシンデレラを追いかける体力、気力はほとんど残されていない だけど、俺は追いかけた 残りの体力、気力を 使い果たしてでもシンデレラに追い付く、そう決めた シンデレラは城の庭の階段に座り込んで泣いていた