この恋、賞味期限切れ








「今日から早速授業でちょっと疲れちゃった」

「午前帰りでいいのにね〜……」



昼休みになり、教室がわいわいとにぎやかになっていく。


久しぶりに晴ちゃんと教室の片隅でランチをしながら、早くも午後から授業があることに、私はがっかりしていた。

長期休みに体がすっかりなまってしまった。長い時間、黒板とにらめっこすると、けっこうな体力を消耗する。



「憧子ちゃん、放課後に雑用を頼まれてたよね? 初日から大変だね……」

「うん……。……南と一緒に、ね」

「あ、そっか。ふふっ、嬉しいんだ?」

「ちょ、ちょっとね。ちょっとだけだよ!?」



あわてて付け足して言うと、「ちょっと? すごく、じゃなくて?」と含み笑いされた。

うぅ……。晴ちゃん、もしかしてからかってる?