厳しい訓練を終えた紅蘭は、倒れるように座った。 そして、はー…と、長い溜め息をして、ぼんやりと辺りを見回していた。 「紅蘭。よく、あんな辛い訓練をやり切ったな。褒めてやろう」 紅蘭の兄_紅蓮が、嬉しそうに飛んで来た。 …兄さんが、何か言っている……。 嬉しそうに喋っている紅蓮の話を全く聞かずに、思っていたことはただ一つ。