「__咲華(さきか)。紅城咲華。お前は花が咲いたように笑って…とても華やかだから…かな。いい名前だろ?」 「紅城…咲華__…」 ''人間''につけられた名前。 ''咲華''と呼ばれる度に、さっきまで凍りついたように冷たかった心は、じんわりと温かくなっていった。