まさか自分のこと⁉︎ と思ったが、少し離れたところに、高校生の女の子と男の子がいた。 その二人のことだと思ったが…紅蘭はそれに応えた。 「__大丈夫じゃないよ…っ! 妖力が使えなくなって…地界に帰れない…‼︎ 羽しまえる力が出ないから……誰一人気づいてくれない…っ‼︎」 紅蘭は泣き叫んだ。 ほんの微かな声でもいいから、人間に聞こえてもらえるように…。