「優花ちゃんも隆斗も朝食を食べたら、流し台につけといてね。」
すると、運悪く薫さんはゴミ出しに行ってしまった。
リュウと私は二人っきりになった。
お互い黙々と朝食を食べる。
リュウは食べ終わったらしく、椅子から立ち上がった。
皿を持って、キッチンへ向かうリュウ。
皿を流し台に置いたあと、リュウは私を素通りしながら、私に言った。
「今日こそ、サクヤに妊娠のこと言えよ、強制命令だから。」
そして、リュウは自分の部屋へ行った。
それにしても強制命令って......
何でリュウなんかに指図されなきゃいけないわけ?
朝から、リュウにはイライラさせられる。
その後、私は仕度をして、学校へ向かった。
