私の嫌いな永井くん




教室には男子や女子が集団で居たけど、万理だけは一人で本を読んでた。




私は万理の席に向かった。


『パチンッ』

頬を叩く音が教室に響き渡る。



万理は怒鳴った。

「ちょっと、何すんの?!」


私は今にも零れそうな涙をこらえながら、言った。

「何で、相談してくれなかったの?虐められてるってこと。」




「だって、優花、私を裏切ったじゃん!私が高沢くんのこと好きなのに、優花が告白されて......優花ばっかり好かれて......」


万理は泣き崩れた。涙には辛くて孤独だった万理の感情が現れてる。