「お互い何て呼び合ってるの?あっ、その前に写メってきて!」
どうしても顔が見たいらしい。
「遺影にするから写真撮らせてって言う?」
「どうして遺影なのよ、やだわぁ」
「だったらお見合い写真」
「お見合いなんてしなくても仙道さんがいるじゃない!」
「いや、だから、あの人とはそんな関係ではなくて……」
単純に食卓を囲む仲間。
私はあの男が好きだけれど、向こうがどう思っているのかは分からない。
(そりゃ、思いきり触れたいとは言われたけれど……)
男だから当然だろう。
若かろうが中年だろうが、狼には違いないのだから。
「どんな関係でもいいからとにかく写メってきて!」
「分かった、分かった。撮らせてもらう」
いい加減な約束をして別れた。
同居している元アオムシとの関係は、あの日以来、大きく発展はしていない。
相変わらず近寄られ過ぎると動悸がするし、触れられそうになるとビクつく。
そんな私の様子を知っている高島は必要以上に近寄らず、家の中に居ても2人きりの時間は持とうとしない。
前と同じようにご飯を一緒に食べて、その時に少し話をするくらいだ。
深入りしてこないのは安心ではある。
でも、女として興味をそそられる対象ではないと思われているようで何だか寂しい気もする。
(矛盾してるわよね…)
触れられるのは怖いくせに、もっと近づいて欲しい…と願うなんて。
どうしても顔が見たいらしい。
「遺影にするから写真撮らせてって言う?」
「どうして遺影なのよ、やだわぁ」
「だったらお見合い写真」
「お見合いなんてしなくても仙道さんがいるじゃない!」
「いや、だから、あの人とはそんな関係ではなくて……」
単純に食卓を囲む仲間。
私はあの男が好きだけれど、向こうがどう思っているのかは分からない。
(そりゃ、思いきり触れたいとは言われたけれど……)
男だから当然だろう。
若かろうが中年だろうが、狼には違いないのだから。
「どんな関係でもいいからとにかく写メってきて!」
「分かった、分かった。撮らせてもらう」
いい加減な約束をして別れた。
同居している元アオムシとの関係は、あの日以来、大きく発展はしていない。
相変わらず近寄られ過ぎると動悸がするし、触れられそうになるとビクつく。
そんな私の様子を知っている高島は必要以上に近寄らず、家の中に居ても2人きりの時間は持とうとしない。
前と同じようにご飯を一緒に食べて、その時に少し話をするくらいだ。
深入りしてこないのは安心ではある。
でも、女として興味をそそられる対象ではないと思われているようで何だか寂しい気もする。
(矛盾してるわよね…)
触れられるのは怖いくせに、もっと近づいて欲しい…と願うなんて。

