未熟女でも恋していいですか?

「ん!?」


疑うような表情を見せてこっちにやって来る。



「な…何かありますか!?」


思わず聞いてしまった。


高島が瞼を二、三度バタつかせて黙る。

その目線の先は、どうも私の足元を見ているみたいだ。



(あっ!)


スカートに気づいたんだと思った。

今更だけど、つい(しまった…!)と考えた。



「今日……えらく女らしい格好してねぇか?」


やっぱりと思う様な言葉を吐いてニヤつく。


「俺に用があるからその格好して来たとか?」


「えっ!?と、とんでもないっ!違います!」


慌てて否定する。

でも、それが全く違うとも言い難い。


「ふぅん、そぉか。何だ、つまらん」


「つまらんでも何でもいいから写真を!」


「はいはい取ってくるよ。あっ、でもその前にデートしようぜ!」


「はい!?」


耳を疑った。


「おっさんにお前を誘ってどっか行けと言われて出てきたとこなんだ。丁度いい。一緒に遊ぼうぜ!」


「た…高島さんと?」


「何だよ、俺が相手じゃ不満かよ」


「い、いえ…そうではないけど……」


大いに狼狽える。

こんなことを期待していた訳ではないけれど、願った様な展開についていけない。



「心配しなくても襲ったりしねーよ。カツラはお子様だから!」


不敵な笑みを浮かべて言い切った。


私はお子様。

熟してもない女だ。