ねえ、ときどき、おもうんだ。
ヒトっていうせいめいたいがいて。
あのちいさなそんざいをタイヨウとよび。
うえもしたもないのにじぶんにむかってくるこまかなぶったいをアメとして。
そんなヒトはイヌというべつのせいめいたいをせわしていたりする。

じつはなにもないのにイロというものがあり。
それはゲイジュツというものにもなる。

じつはなにもなにのにオトというものがあり。
それはコトバというものにもなる。


せいめいはやがてかえる。
ここにかえる。
そしてまたゆくのだ。


ねえ、ふつうじゃないね。
とても、ふつうじゃない。
とてもおかしくて、とても、へんなせかいだ。