「海斗君おはよう。」
「冬華さんおはよう」
「今日の昼休みお願いね。」
「いいよ。」
海斗君て、結構イケメンだな。女の子からの視線が凄い
キーンコーンカーンコーン
「冬華さん、先にお昼食べない?」
「海斗君が良ければ喜んで」
「お弁当ある?」
「あるよ。海斗君は?」
「ないよ。」
「やっぱり、そういうと思って海斗君の分も作ってきたんだ。
どこか食べれる場所ないかな?」
嬉しい
「それなら屋上で食べよう。」
「いいのかな?」
「この学校はいいんだよ。あまり食べる人はいないけどね。」
「じゃあ屋上で食べよう。」
「着いてきて」
「うん。」
「広くて綺麗だね。」
「そうだね。」
「じゃあ食べよう。
口に合うといいんだけど。」
そこには色とりどりの中身が入ったサンドイッチ
美味しそうなハンバーグ
黄色が綺麗な卵焼き
色が綺麗なサラダ等沢山のいろいろな種類のおかずか並んだ。
「美味しそう。」
食べると、見た目の何倍も言葉で言い表せないほど美味しい。
「・・・・。」
美味しすぎて何もいえなかった。
「口に合わなかったかな?だったらごめんね。」
申し訳なさそうな表情で謝ってくる彼女。
「違う。美味しくて言葉が出なかったんだ。」
あからさまにほっとした顔をする彼女
「良かった。」


