「柏木! このゲーム、クリア出来ないんだけど」 オフィスに上司の声が響き、 「あー……それっすね。 それは……」 柏木さんがゲーム機のボタンを押していた。 そして、 「うわっ!クリア出来た! 柏木天才じゃね?」 驚く上司に、 「大したことねぇっすよ」 柏木さんはチャラく答える。