不思議なくらいスッキリしているあたしの耳に、
「そうだよね。
オタクってどうしていけないの?」
よく聞く声が聞こえてきた。
彼はあたしの隣に来て、
「ほんッと澪って口堅いよね」
あたしに言う。
「僕だってオタクなのに」
なんと、そう言ったのは、KMAPの一人、慧太郎だった。
慧太郎は相変わらずのキュートスマイルを浮かべながら、あたしの隣に来る。
そして、
「そんなんだから、柏木が惚れるんだな」
なんと、中根さんまで出てきて。
あたしを挟んで慧太郎の反対側に立った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…