「別に見てもいいよ、希ちゃんは姫だし。それに全部本当の事だしね」
画面を見ながら、目を伏せながらそう言った。
「あ、あの…」
見てもいいよって言われても、見たら聞きたくなる。
でも、聞いてもいいのか…
余計颯斗を傷付けてしまうかもしれない…
そう思ったら上手く言葉が出なかった。
「希ちゃんが聞きたいのは、弟の事でしょ?」
え…
バレてる……
顔を上げた颯斗と目が合って、微笑まれた。
「顔に出てるよ。聞いていいのか迷ってる感じ」
顔に!?
バッと両手で顔を隠す。
「ごめん!言いたくなかったら言わなくていい、ただ颯斗の事救いたいの!」
気付けばそう叫んでいた。
颯斗は一瞬目を見開いて驚くけど、フッと軽く笑って
「じゃあ、助けてもらおうかな…」
そう言ってゆっくりと話し始めた。


