「希ちゃんね!可愛い名前だね!僕、古谷千歳(フルヤチトセ)、よろしくね!」
ふわっと笑う古谷千歳は、僕っ子で本当に可愛いと思う。
愛され弟キャラって感じの。
「よ、よろしくね」
この場に慣れない。
とでも言うようなそんな感じ。
「初めまして希ちゃん、俺千葉大和、月影の副総長やってます」
にこっと笑う、白髪に黒メッシュは副総長。
さっきも言ったように、全国No.3のハッカーだ。
「児島勝人(コジママサト)、幹部…」
無表情で目を合わさない、黒髪に赤メッシュは幹部。
児島勝人は、人と関わるのが苦手のようだ。
「んで、俺は長峰哲、月影の総長だ。こいつは俺の彼女の飯田貴子」
「よろしくねぇ!希ちゃん!」
金色に近い茶髪が総長。
そいつの上に乗っかってるぶりっ子が、長峰哲の彼女で、月影の姫。


