「何で2人がここにいるの!?」
向こうの学校は?
龍神のほとんどが通ってる学校。
まぁ、2人がいなくても大丈夫だと思うけど。
トップ3人が抜けて良いのか?
「転校して来たからここにいる」
「いや、何で転校なんか…」
「親父に頼まれたんだよ、''もしも''の時は助けてやれって」
え……
清羅の言う''もしも''
きっと、裏切られた時の事だろう…
「っていうのは口実。ただ、俺らが心配だったから」
ちょっと照れ臭そうにそっぽ向く清羅。
それを見て微笑む悠司。
心配って…
我が弟ながら可愛いな、おい。
良い弟を持ったもんだ。
ありがとう、父母よ。
「ありがと、清羅」
あたしがお礼を言った事で、さらに照れた清羅は、教室に帰るって言って屋上から出て行ってしまった。
「じゃあ僕も。転校初日からサボるわけにはいかないので。皆さん、お邪魔しました」
そう言った悠司も出て行った。


