そして、清羅の後を追った。
「さっき、長峰が目を覚ましたらしい、行くぞ」
「哲が!?」
哲と鬼塚組の頭が何を話してたのか聞かなくちゃ。
清羅はもう答えを分かってるみたいだった。
教えてくれたっていいのに…
「ここだ」
貼られてるプレートには長峰哲の文字。
確かにこの部屋だ。
コンコン
「はい」
中から返事が聞こえ、病室に入ると、ベッドに呼吸器をつけたまま横になってる哲の姿。
傍まで行くと視線だけ動かしてあたし達を見る痛々しい哲。
「久しぶりだね、大丈夫?」
哲はフッと軽く鼻で笑った。
「大丈夫なわけねぇだろ」
そりゃそうか。
ま、笑えてるんだから大丈夫でしょ。


