龍神×紅蓮



翌日


「希、瀬ノ谷洋介がやられた」


え…


本家で調べ物をしていたあたしの耳に届いた父さんの声。


洋介が!?


「誰に?どうして!?」


「恐らく鬼塚組だ。輝彦の所にいる」


父さんはそれだけ言うと、部屋から出て行った。


また、鬼塚組…


どうして洋介まで…


それに、父さんはあたしに会いに行けって言ってる。


でもあたしは…


その時だった。


〜♪〜♪〜♪〜


あたしの携帯が鳴った。


相手は清羅だ。


どうしたんだろう…


「もしもし」


『希、今すぐ病院に来い』


は?


「何言ってんの?」


いきなり何?


来いって清羅はもう行ってるのかよ。


『いいから来い、悩んでる場合じゃねぇよ。早く対処しねぇと次が出るぞ』


「え、それってどういう…」


『今すぐ来いよ』


プチッ


あたしの言葉を遮った清羅は一方的に電話を切った。


何なの一体…


次が出るって…


また、誰かがやられるって事?


清羅は何かが分かってるようだった。


……はぁ。


しょうがない、行くか。


どんな顔して会えばいいのか分かんないのに…


あたしは重たい腰をあげ、病院へと向かった。