佐賀組の屋敷は待機場所から歩いて5分程の近い所にある。
軽く走ったからすぐに着いた。
佐賀組の屋敷は沢神組の屋敷と同じ日本家屋。
本家ほど大きくはないけど、そこそこでかい。
立派だったであろう門は蹴破られて外れてしまってる。
門をくぐると手入れの行き届いた庭が広がっていて、真ん中辺りで黒達が待っていた。
周りにはざっと50人は倒れている。
「銀達ももうすぐ着くらしい、待つか?」
「待ちたい所だが、あいつらを先にやらねぇといけないみたいだ」
屋敷の中から一気に組の奴らが出てくる。
大体倒れてる奴らの倍の数。
見た感じどいつもナイフは持ってるけど、銃は持ってなさそう。
何で分かるかって?
そんなの、長く見てきたら分かるようになるよ。
ま、こいつらなら紅蓮と戦わせても大丈夫だな。
「行け」
あたしのその一言で龍神の奴らは飛びかかっていく。
紅蓮はどうしていいか分からず立ち尽くしている。
おいおい、お前らは何しに来たんだよ。
「お前らもやらねぇと殺られるぞ」
そう言うとハッとして向かってくる敵に拳を入れる紅蓮達。


