そして、あっという間に時間は過ぎていき、佐賀組に攻める日がやってきた。
「悠司と空雅を先頭に龍神が先に突入、少し片付いたらあたしと紅蓮が行く」
佐賀組の屋敷の近くで突撃の準備と、最終打ち合わせ。
「途中で組の奴らは参戦する」
清羅率いる沢神組。
今回は翠さんも来るらしい。
佐賀組の事を少しでも知ってる人がいるだけで心強い。
ただ1つ心配なのは蓮華の事。
死んだと思っていたはずの父親が10年たった今現れて、どう思うのか。
大丈夫だろうか…
「最後に1つだけ、やばいと思ったらとにかく逃げろ。絶対死ぬんじゃねぇぞ」
「「「はい!!!」」」
「よし、悠司頼んだ」
「了解」
いつもの笑顔で微笑んだ悠司はフードをしっかりと被り黒龍になった。
そして、
「行くぞ」
そう言って龍神を引き連れて歩いて行った。
残ったのはあたしと紅蓮。
突撃の合図は黒からの連絡。
それまでここで待機。


