そして、ゆっくりと目を開けると、さっきとは違う風景。
正面には真っ白な天井、口には酸素マスク、腕や手には何かが繋がっている。
ここ、病院か…
体が鉛のように重たい…
何日寝てたんだろう……
コンコン…ガラガラッ
誰か来た。
視線だけ動かすと、そこには清羅が居た。
「希、起きたのか?」
「うん、おはよ」
顔も思うように動かせなくて、引きつった笑顔になったと思う。
「おはよじゃねぇよ、どんだけ寝てたと思ってんだよ」
え、そんなに寝てたの?
あたしの言いたい事を読み取った清羅は、
「1週間だよ、馬鹿」
そう言ってナースコールを押して医者を呼んだ。
1週間!?
通りで体が動かないわけだ。
…って、馬鹿って言ったこいつ!
「あいつらには何も言ってないから」
あ……
心配かけたかな…
「希は龍神が預かってる事になってる、だからあいつらは何も知らない」
「分かった…」


