玩具…
その言葉に反応してしまう。
「その後こっちの中学に引っ越してきて、蓮華達とつるむようになったんだ」
それからは女と遊ぶ頻度は減ったよ。
そう言ってあたしを開放した。
あたしは、ゆっくりと平次に向き直ると、平次はいつものように笑っていた。
「希ちゃんが相手してくれるなら女遊び止める」
「嫌よ、早く飲み物買ってみんなの所戻るよ」
「本気なのに…」
平次はただ寂しかっただけなんだ…
その寂しさを紛らわすための女遊び。
ただそれだけのこと。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…