「何でそこまで…」
「清羅は負い目を感じてるんだよ」
悠司は清羅が出て行った扉を見つめながら呟いた。
清羅が?
どうして…
「''あいつ''と希を会わせたのは俺だから、希が簡単に人を信じられないようになったのも俺のせいだって」
''あいつ''
思い出すだけで寒気がする。
確かに、''あいつ''と出会ったのは、清羅の友達だったから。
だからって、清羅が負い目を感じる必要はない。
「本当の事言うと、希が紅蓮の姫になるって言った時、清羅は反対してた」
「え?でもあの時…」
適当だったけど、ちゃんと認めてくれて…
もしかして、あの時にはもう……
あたしの考えてる事が分かった悠司はニコッと微笑んだ。
「紅蓮に姫が出来たって噂がたってて、調べたら希だった。あの時は本当に驚いたよ」
やっぱり…


