「あ、皆さんおはようございます」
「おはようございます」
そんな中、のんきに登校してくる悠司と清羅。
「おはよ」
あたしが挨拶を返すと、成績表を見上げる2人。
「僕ら満点だね」
「あぁ、いつも通りだな」
そう、この結果は3人にとっていつも通り。
当たり前の事なんだ。
でも、周りにとっては当たり前じゃない。
だから、みんな固まってるんだ。
「今日は授業出なくていいや、屋上でサボろ」
今日は授業はなくて、テストの返却日。
だから、別に出なくていい。
あたしがそう言って歩き出すと、黙って着いてくる2人。
真ん中にあたし、右に清羅、左に悠司。
いつの間にか、こう並ぶっていう3人の中でルールが出来ていた。
龍神の時もだし、普段もそう。
だから、こうやって並ぶと安心するんだ。
落ち着くし。


