「夏休みの間にやってくれ、組員が必要なら翠に言えばいい」
「はい」
「ただ、遠藤組の屋敷がNo.7だった堂崎(ドウザキ)組の所に変わった」
堂崎組って…
あそこは!?
「紅蓮の倉庫が近い」
っ……
5kmも離れてない所にある。
「もし、族を狙うとしたら紅蓮が1番危険だ」
紅蓮が…
そんな事、絶対させない。
「もしもの話だ、そんな怖い顔はするな、可愛い顔が台無しだぞ?」
そう言って笑う父さん。
笑えない。
「紅蓮は潰させない」
それだけ言ってあたしは部屋を出た。
何があっても…
紅蓮はあたしが守るから。


