「そういえば、悠司は?」
いつもなら2人で迎えに来るのに…
「知らね」
置いてきたわけね…
可哀想に悠司……
学校から少し歩いた所で、停めてあった清羅のバイクに乗る。
清羅はこう見えて運転は丁寧、だけどスピードは出す。
あたし程ではないけどね。
「先行っとけ」
「はいはい」
屋敷の前であたしを下ろすと、車庫の方へ走っていった。
あたしは先に父さんの所へ向かう。
「あ、お嬢!おかえりなさい!部屋で頭がお待ちです!」
「ただいま。分かった」
通り過ぎる組員に挨拶しながら父さんの部屋に向かう。
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