おかしいなぁ・・・。


青嵐のみんなといる時は感情に蓋をしてなかったんだけどな・・・。


だけど・・・。


もう蓋をしなくても感情は無いみたい。


ねえ、心が壊れてく。


助けて・・・。


私にそんなことを言う資格はないけれど。


わたしに幸せになる資格なんてない。


だってみんな・・・


私のせいで、死んじゃったんだもの。


私はぼーっとそんなことを考えていた。


「・・・ちゃん・・・お・・・はちゃん、音羽ちゃん!!」


「っあ!ごめん。なに?」


「ううん。ぼーっとしてたから。どうしたの?」


「・・・なんでもないよ。涼ちゃん。」


「・・・・・・そっか。ならいいんだ!」


そう言って笑った涼ちゃん。


羽紅が私の事を眉間にシワを寄せて見てる。


・・・気付いてる?


作り笑いのこと。


・・・感情がわからないこと。


羽紅にバレるのも時間の問題かもしれない。