「咲坂さぁ~ん。ちょっと来てもらえるかしらぁ~!」


はあ。これもいつもの事になった。


どうせ体育館裏に呼び出されて、いろいろ言われて、殴られたり蹴られたりして終わり。


よく飽きないよね。


ある意味尊敬するよ。


「ちょっと聞いてるの!?早く来なさい!!」


「なんで行かないといけないの?ここで話せないわけ?」


「っ!あんたは従ってればいいのよ!裏切り者なんだから!!」


「はぁ~い。行けばいいんでしょう?」


「なっ!」


ケバいお姉さんは顔を赤くしてる。


そんなに恥ずかしい事言ったかな?


まあいいや。


とりあえず、殴られに行くんだよね。


傷が絶えない・・・。


まあ、いっか!