少し肌寒くなってきた今日この頃 私たちはいつものように輝の家に集まっていた。 「そろそろ仕上げにいきたいと思う」 体の芯に響くような賢の低い声 抗争を繰り返しやっていくうちに肝が据わったのか、雰囲気や口調がガラリと変わった。 (まぁ、どっちでもかっこいいけどね) 「残ったのはNo.2とNo.1だが...。 あそこは連合を組んでる」