「んっ...ん」 もう無理、と思った瞬間離れていく唇 私と賢が糸で繋がっていて少し恥ずかしい。 離してほしいと思っていたくせに、心の端っこではもっとしたいと思っている。 どうやら賢にゾッコンのようだ。 「朱鳥」 「ん?」 「今日皆で集まるか」 「うん」 賢はポッケからスマホ出しメールを打つ。 少し肌寒くなってきた今日 1位というきらびやかな椅子はすぐそこに。