私は紫乃、何でも屋で働いている。ある日みんなを集めて店長が言った。

店長「いないとは思いますが、お客様が妻がほしいと言っています。

決まるまで顔など情報は提供できませんが、一生生活を保障してくださるそうです。

どなたか妻にいってもよい方はいませんか。」

周りがざわつく。

(顔も分からない人なんて嫌。不安で出来ない。)

バット私はためらいもなく手を挙げた。皆の視線が突き刺さる。

店長「えっいいの?」

紫乃「もちろんです。一生の保証もつきますし、既婚者となり、家のためにもなります。」

私はモテるが男運が悪い。だから下手な結婚するよりまだましだと思った。

店長「では、紫乃さん、店長室へ来てください。皆さん解散」


「それでは説明します。座ってください。

まず、お相手は大企業の社長さんで、30歳。両親や周りに言われてお見合いをしてきましたが、

それが好まれなくてここにいらっしゃいました。ただ条件があります。

一つ目は自分が誘ったら必ず性行為を行うこと。

二つ目は40までに子供を一人設ける。第二子は紫乃さんが望めば、望まなければ

一人目を産んだ後、性行為を辞める。

三つ目は礼儀は正しく。

四つ目はパートナーとしていてもらう。

五つ目は離婚はしない。

六つ目は家事はしてもらう。

七つ目は整理整とんは常にする。以上です。」

紫乃「質問ですが、いつからですか。家の両親にも会っていただけますか?」

店長「来年で、二ヶ月後の1月五日からです。紫乃さんのご両親には、ご挨拶に行かれてるそうです。」

紫乃「いつお会いで来ますか?」

店長「明日、ここに印を持ってきてください。」

紫乃「はい分かりました。」

店長「今日はもう帰りなさい。」

紫乃「はいありがとうございます。」