「え、総司?」
「やっぱり、すみれだ」
目が合ったことで私だと確信したらしく、総司が足早に近付いて来た。
久我さんほどじゃないけど、奴もそれなりに背が高いので自然と見上げる形になる。
「偶然だね。どっか飲みに行ってたの?」
「まあ。ソースケたちと」
「あー、いつものフットサルメンバーね」
うなずきながら、総司が私から視線をずらしたのがわかった。
その先には、きょとんと私たちを見つめる久我さんの姿があって。
「え……久我 尚人?」
総司が、眉をひそめてつぶやいた。
そして今さらながら、この男に久我さんと一緒にいるところを目撃されたことに私はあせる。
……そういえば、総司は久我さんと私が連絡を取り合ってること、良く思ってなかったんだった。
そのうえこうして会ってるところまで見られたなんて……どんな嫌味を言われるか!
「あ……っと総司、これは、」
どうにか弁解しようと口を開くけど、言い訳が思いつかない。
すると私が言葉を続けるより先に、久我さんが総司に向かってにっこり微笑んだ。
「──どうも。お察しの通り、久我 尚人です」
……なんか。久我さん一見笑顔のわりに、目が笑ってないんですけど。
対する総司は、取り繕うこともなく怪訝な表情。
え、なんなのこのふたり、もしや相性悪い? まだ会って1分も経ってないのに?!
「やっぱり、すみれだ」
目が合ったことで私だと確信したらしく、総司が足早に近付いて来た。
久我さんほどじゃないけど、奴もそれなりに背が高いので自然と見上げる形になる。
「偶然だね。どっか飲みに行ってたの?」
「まあ。ソースケたちと」
「あー、いつものフットサルメンバーね」
うなずきながら、総司が私から視線をずらしたのがわかった。
その先には、きょとんと私たちを見つめる久我さんの姿があって。
「え……久我 尚人?」
総司が、眉をひそめてつぶやいた。
そして今さらながら、この男に久我さんと一緒にいるところを目撃されたことに私はあせる。
……そういえば、総司は久我さんと私が連絡を取り合ってること、良く思ってなかったんだった。
そのうえこうして会ってるところまで見られたなんて……どんな嫌味を言われるか!
「あ……っと総司、これは、」
どうにか弁解しようと口を開くけど、言い訳が思いつかない。
すると私が言葉を続けるより先に、久我さんが総司に向かってにっこり微笑んだ。
「──どうも。お察しの通り、久我 尚人です」
……なんか。久我さん一見笑顔のわりに、目が笑ってないんですけど。
対する総司は、取り繕うこともなく怪訝な表情。
え、なんなのこのふたり、もしや相性悪い? まだ会って1分も経ってないのに?!



