さよならの見つけ方 第2章 *絶対温度*

こうして近くにいると改めて思うけれど、横顔も体つきも、本当に大人っぽくなったんだなぁと感じる。




小さい頃は同じくらいだった背丈も、今では頭一つ分クリスの方が上だ。










長いまつげと、ヘーゼルに光る少し冷たい瞳。



あごから首にかけての細いライン。






色々考えながらじっと見ていたら、目が合った。










「何?」






いぶかしげに眉根を寄せるクリス。






「何でもない」






「ふーん」






「……」






「……」






「…クリスってさ、

格好いいんだよね?」






「何、その確認の仕方」






「いや、

みんな格好いいって言ってるから」






「ふーん」






「確かに整った顔立ちしてるよね。

目もキレーだし。

見慣れてるから、私はよく分かんないけど」






「オレも15年間毎朝鏡で見てきたから、

よく分からない」