さよならの見つけ方 第2章 *絶対温度*

ずっと昔、父と二人きりになったクリスはよく私の家に遊びに来ていた。



夜中まで働いているクリスの父親は、古くからの知り合いであるロバートのところに、クリスをよく預けに来ていたのだ。










あの頃私とクリスは6才で、



マイケルはまだたったの3才で、



その頃チャドは、まだこの街にいなかった。










ソファで新聞を広げるロバート。



開け放った窓から入り込む陽射し。



小さなマイケルと、



恐ろしく顔立ちの整った近所の男の子、クリス。






リビングでままごとをしたいという私に、ままごとは嫌いだと言いながらも渋々お父さん役を引き受けてくれていたのを覚えている。