――――クリスと私は、ここ数年ずっと同じクラスだ。
かといって教室にいる間、クリスと会話を交わすことはあまりない。
クリスは気の合う男友達と、いつもグラウンドでフットボールをしているし、
私は窓の外のそんな光景を眺めながら
「男子は元気だね」
なんて、友達とおしゃべりをしているし。
もう私たちは公園で遊ぶような年ではなくなったけれど、
それでもあの頃の4人は見えない何かできつく結ばれている気がする。
何だかんだ言ってクリスは、授業が遅くなった日や風が強くて薄暗い日なんかは、私を家まで送ってくれるし、
聖歌隊にいた頃は、幼いマイケルの世話を好んでやってくれていたのだ。

