さよならの見つけ方 第2章 *絶対温度*


――――クリスと私は、ここ数年ずっと同じクラスだ。






かといって教室にいる間、クリスと会話を交わすことはあまりない。






クリスは気の合う男友達と、いつもグラウンドでフットボールをしているし、



私は窓の外のそんな光景を眺めながら



「男子は元気だね」



なんて、友達とおしゃべりをしているし。







もう私たちは公園で遊ぶような年ではなくなったけれど、



それでもあの頃の4人は見えない何かできつく結ばれている気がする。






何だかんだ言ってクリスは、授業が遅くなった日や風が強くて薄暗い日なんかは、私を家まで送ってくれるし、



聖歌隊にいた頃は、幼いマイケルの世話を好んでやってくれていたのだ。