さよならの見つけ方 第2章 *絶対温度*


「気を使うような仲じゃないから言うけど」






「うん」






「記憶なんて、いつか消えてしまうよ」






クリスの言葉に、胸が痛くなる。






「…うん、分かってる。

だけどチャドとの想い出は本当に特別だから、絶対に消えないと思う。

…忘れたくないし」






「それは分かる、オレもだし。



でも、今のままだとお前、体おかしくすると思う」






「……」