さよならの見つけ方 第2章 *絶対温度*



「寝てないでしょ?」






保健医はそう言って、ベッドの横に置かれたグラスに水を注いでくれた。






「…よく分かりますね」






「この仕事、長いからね。

女の子に多いのよ」






「そうなんですか…」






「何か悩みがあって眠れないのなら、家族や友達にちゃんと話すこと。

それだけで随分、気持ちって軽くなるものだから」






「はい…」