さよならの見つけ方 第2章 *絶対温度*

おやすみなさい、チャド。



まだ晩ご飯を食べてる頃かな。







私もまだ寝ないよ。







眠れないんだ。



チャドのことばっかり考えちゃって、胸がこんなに痛むんだ。






カンナの人生を生きてって、チャドならきっと言うだろうね。










でも、まだ無理だなぁ。






二人の未来は二度と繋がらないと割り切っている自分の中に、



諦めきれない自分がいるんだ。










だって今朝だってチャドの夢を見たばっかりで、






こんなに早く、きっぱりと全部、忘れられるわけないじゃない。










私はまだ、



とても、弱いから――――