せっかく、告白する気でいたのに 出鼻をくじかれたみたいだ。 残念な気持ちがあるものの 反対にホッとしている自分もいた。 本当はまだ告白する覚悟なんて なかったのかもしれない。 こんなんだから 瑞穂ちゃんに気づいてもらえないんだよ。 しかも、チャラいと思われている。 やっぱり今はまだ この気持ちに蓋をしておこう。 鍵もしっかりかけよう。