午後からはみんなで回った。
「やっぱり締めは観覧車でしょ」という花音の言葉に賛同して、観覧車に乗りに行くことになった。
夕日が差し込む時間帯。閉園時間にはまだ早いが、家族連れなどはそろそろ帰る時間なのかな。観覧車の順番待ちの列は長く、私たちもその最後尾に並んだ。
「みんな考えることは同じだね」
「だねー。でも、この観覧車から海見えるんだって」
「海! 楽しみ」
観覧車から海見えるなんて知らなかった。
観覧車は最高で四人乗車できるみたいだけど、みんなで乗るとか言ったらまた怒られるかな。
「藤野さんは俺と、だよ」
鎌田くんが念を押すように私の隣に来た。
うっ。やっぱり、そうだよね。別に嫌じゃないけど。狭い個室で二人きりとか緊張するし。
まだ、観覧車に乗っていないのに、来たる二人きりを想像してどきどきしていたら、すぐに私たちの順番が回ってきた。
「藤野さん、先どうぞ」
鎌田くんにそう言われ、ゆっくりと回転する観覧車に乗り込む。
うわ。思ったより中狭いな。
落ち着け、私。いつも通りだ。例え、個室だろうが何も起きるわけない。ただ、鎌田くんのかっこよさに耐えるだけだ。
「やっぱり締めは観覧車でしょ」という花音の言葉に賛同して、観覧車に乗りに行くことになった。
夕日が差し込む時間帯。閉園時間にはまだ早いが、家族連れなどはそろそろ帰る時間なのかな。観覧車の順番待ちの列は長く、私たちもその最後尾に並んだ。
「みんな考えることは同じだね」
「だねー。でも、この観覧車から海見えるんだって」
「海! 楽しみ」
観覧車から海見えるなんて知らなかった。
観覧車は最高で四人乗車できるみたいだけど、みんなで乗るとか言ったらまた怒られるかな。
「藤野さんは俺と、だよ」
鎌田くんが念を押すように私の隣に来た。
うっ。やっぱり、そうだよね。別に嫌じゃないけど。狭い個室で二人きりとか緊張するし。
まだ、観覧車に乗っていないのに、来たる二人きりを想像してどきどきしていたら、すぐに私たちの順番が回ってきた。
「藤野さん、先どうぞ」
鎌田くんにそう言われ、ゆっくりと回転する観覧車に乗り込む。
うわ。思ったより中狭いな。
落ち着け、私。いつも通りだ。例え、個室だろうが何も起きるわけない。ただ、鎌田くんのかっこよさに耐えるだけだ。


