二つ目のアトラクションに乗り終わった頃には12時過ぎになっていた。ジェットコースターによるアドレナリンと鎌田くんのかっこよさによるどきどきで時間なんて気にしている余裕なんてなかったのに、ふっと目に入った時計で今の時間を知って急にお腹が空いてきた。
鎌田くんに名前を呼ばれた。
「何」と鎌田くんの方を振り返る。
「今、花音から連絡来てさ」と、鎌田くんはケータイを手にして言った。
「いったん、集まらないかって」
「そうだね」
花音のことも気になるし。
花音に指定されたフードコートに向かうとお昼時だからか人であふれていた。
花音と蓮を探していると鎌田くんに先を超された。
「藤野さん、あれじゃない」
鎌田くんが指さす方を見ると、場所取りをして座っている花音と蓮が見えた。声をかけようとしたけど、周りが騒がしいので諦めた。とりあえず、手を振ってみる。こっちに気づく様子はなく、二人は楽しそうに話しているのが見えた。
まるで恋人同士みたい。
乙女ゲーム好きな花音だけど、何気に美少女だから蓮とお似合いじゃん。
羨ましいなあ。
羨ましい?
羨ましいって私もそうなりたいと思っているってこと。
誰と。
自問自答してもその答えは出なかった。
鎌田くんに名前を呼ばれた。
「何」と鎌田くんの方を振り返る。
「今、花音から連絡来てさ」と、鎌田くんはケータイを手にして言った。
「いったん、集まらないかって」
「そうだね」
花音のことも気になるし。
花音に指定されたフードコートに向かうとお昼時だからか人であふれていた。
花音と蓮を探していると鎌田くんに先を超された。
「藤野さん、あれじゃない」
鎌田くんが指さす方を見ると、場所取りをして座っている花音と蓮が見えた。声をかけようとしたけど、周りが騒がしいので諦めた。とりあえず、手を振ってみる。こっちに気づく様子はなく、二人は楽しそうに話しているのが見えた。
まるで恋人同士みたい。
乙女ゲーム好きな花音だけど、何気に美少女だから蓮とお似合いじゃん。
羨ましいなあ。
羨ましい?
羨ましいって私もそうなりたいと思っているってこと。
誰と。
自問自答してもその答えは出なかった。


