鎌田くんをもてあそんでいるわけではない。それに、鎌田くんの気持ちも分かるし一緒に遊ぶくらいならいいけど、二人きりは私の精神的に無理だし結局蓮と花音につき合ってもらうしかないのかな。
「あーさひ、瑞穂がいつの間にか帰ってたから今日一緒に帰ろ」
やって来たのは花音だった。
「って、瑞穂。それに山本くんも。どうしたの」
タイミングがいいというのか悪いというのか。
「花音、いいところに」
鎌田くんの言葉に花音は怪訝そうな表情を見せた。
「なに、嫌な予感しかしない」
「水谷さん、俺と一緒にデートなんてしたくないよね」
蓮が先手をうつ。
「どういう風の吹き回しなの。デートなら瑞穂と行ってこれば? 」
「ほらな」
蓮がどや顔で鎌田くんを見る。
「花音、幼馴染の俺の頼み聞いてくれるよね」
今度は鎌田くんのターン。
「おごってくれるんでしょ」
「当たり前」
それはずるくないか。幼馴染の頼みというより賄賂じゃないの。
「そんなのありかよ」
蓮がぼやいた。
「花音、幼馴染ってそういうものなの」
「瑞穂は幼馴染にどんな理想を抱いてるのよ」
「どんなって」
あれだよ。子どものころからいつも一緒でなくてはならない存在でいつの間にか恋に落ちてるっていう感じ。
「そんなわけあるか」
おっと、今日二度目のチョップをいただきました。痛い。
「確かに気づいた時にはいつも一緒にいたし、お互い必要とするときは助け合うけどいくら幼馴染だからって無償でなんでも頼みを聞くわけじゃないよ。それに恋に落ちるって旭輝は瑞穂が好きみたいだしそんな家族のように育ってきた奴に簡単に恋に落ちるわけないよ」
そうなのか。
「少女漫画の読み過ぎだよ」
はい。
「でも、じゃあ蓮がおごる代わりに頼みきいてって言ったらどうするの」
「え、それは一応旭輝優先かな。だって、山本くんはタイプじゃないもん」
今日二回目も花音から振られた蓮は落ち込んでいた。
「あーさひ、瑞穂がいつの間にか帰ってたから今日一緒に帰ろ」
やって来たのは花音だった。
「って、瑞穂。それに山本くんも。どうしたの」
タイミングがいいというのか悪いというのか。
「花音、いいところに」
鎌田くんの言葉に花音は怪訝そうな表情を見せた。
「なに、嫌な予感しかしない」
「水谷さん、俺と一緒にデートなんてしたくないよね」
蓮が先手をうつ。
「どういう風の吹き回しなの。デートなら瑞穂と行ってこれば? 」
「ほらな」
蓮がどや顔で鎌田くんを見る。
「花音、幼馴染の俺の頼み聞いてくれるよね」
今度は鎌田くんのターン。
「おごってくれるんでしょ」
「当たり前」
それはずるくないか。幼馴染の頼みというより賄賂じゃないの。
「そんなのありかよ」
蓮がぼやいた。
「花音、幼馴染ってそういうものなの」
「瑞穂は幼馴染にどんな理想を抱いてるのよ」
「どんなって」
あれだよ。子どものころからいつも一緒でなくてはならない存在でいつの間にか恋に落ちてるっていう感じ。
「そんなわけあるか」
おっと、今日二度目のチョップをいただきました。痛い。
「確かに気づいた時にはいつも一緒にいたし、お互い必要とするときは助け合うけどいくら幼馴染だからって無償でなんでも頼みを聞くわけじゃないよ。それに恋に落ちるって旭輝は瑞穂が好きみたいだしそんな家族のように育ってきた奴に簡単に恋に落ちるわけないよ」
そうなのか。
「少女漫画の読み過ぎだよ」
はい。
「でも、じゃあ蓮がおごる代わりに頼みきいてって言ったらどうするの」
「え、それは一応旭輝優先かな。だって、山本くんはタイプじゃないもん」
今日二回目も花音から振られた蓮は落ち込んでいた。


