【完】恋なんてするものか!






「なんの用よ!」




暑苦しいから離れてよ。





「別にいいじゃんか。俺、第三試合だし。」





知るか、興味ないわ!




なんで、あんたが第三試合だからって、私のところにくる必要がある!





「どうですか~、練習の方は。」





「ま、まあ、ボチボチ?」




スパイクも、サーブもちゃんと練習したし、仲間にはなるべく私に最後、ボール回して!って言ったし。





できることなら、自分のクラスの点数を全部自分で取ってやりたいくらいの勢いよ!






「楽しみだ。香澄がどれだけてんすうとるのか。」





「私も楽しみだわ。さぞかしたーーっくさん、シュート決めるんでしょうから?」





と、嫌味で言ったつもりが、





「ああ。香澄を完敗させるほどな。俺のシュート数知って、腰抜かすなよ?」





と、ドヤ顔で返された。





........む、ムカつく!




なんでそんなに、余裕なわけ!?






「わ、私だってね!25点全部私が決めてやるわよ!そしたらあんたは、50回シュート決めなきゃいけなくなるんだからね!!」




「ふっ。ヨユー。」





そう憎たらしく笑うと、そのまま友達の元に戻っていった。






くっそぉぉぉ!




見てろよ!?





あの余裕の笑みを、ぶち壊してやるから!





第一試合が始まった。




バレーもバスケも卓球も、試合がないクラスメートの子達が、自分のクラスを応援して盛り上がっていた。





私はそんな応援してる子達の中で、メラメラと対抗心をやつに燃やしていた。





あの余裕の笑が気にくわない!