【完】恋なんてするものか!







その次の週、出場する球技が最終決定した。





私は予定通り、バレー。





奴も予定通りバスケだ。




美華も、テニスに出場することになった。






あとは本番まで練習して、当日を迎えるだけだ。




バレーは団体競技だから、放課後集まれる時にメンバーで集まろうという話になった。




ポジションとか、サーブ順とか決めなきゃいけないし。





「いやー、今年は香澄ちゃんいるから、優勝したも同然だね!」





「ほんとだよ!女バレの次期エースもいるしな!」





いや、去年1回戦敗退だったけどね?




でもまあ今年は、女子バレー部の次期エースがいるらしいし、そこは強みかもしれない。





でも、言っちゃあ悪いけど、今の時点で私はこのクラスの順位なんて正直どうでもよかった。





そんなことより、どうやってあいつのことを負かすか、ということしか頭になかった。





本番まであと、1週間とちょっと。




とりあえず、強くならなきゃ。




チームワークも必要だけど、あいつと私の一対一の勝負。





自分が強くなきゃ、勝とうにも勝てない。





クラスでいい成績だったとしても、私があいつに負けてたら、意味が無いんだ。





話し合いの結果、私と女子バレー部のエースの子がアタッカーをやることになった。





よし、これであとは点をたくさん取ればいいだけ。





もう、試合の全部の点を私が取る勢で臨んでやる。




圧勝してやるから、見てなさい??






***





時はすぎ、とうとう球技大会当日がやってきた。





朝からみんな、ワイワイと騒がしい。