この緊張感から抜け出せた!!
「香澄!おつかれ!」
「終わったね~~!」
後ろから美華が声をかけてきた。
「毎日の勉強の成果はどうだった?」
「まあまあできたと思う!」
テスト返しがちょっと楽しみだ。
今までよりはいい点数、取れた気がする。
.....梓のおかげでもあるんだよね......
一緒に勉強して、教えてくれたりもしたから。
友達とはしゃいでいる梓をちらっと見る。
ああやって、男友達と普通に笑いあってればいいのに....
........わ、私には関係ないことですけどね!?
次の日から、少しずつテスト返しが行われた。
順調にいい点数が返ってくる。
いい調子だ!
これは、クラス上位も夢じゃないかも!?
テスト返し最後は数学。
なんだかんだで一番勉強したかも。
あんまり得意教科ではないし。
名前の順で返されていくテスト。
すぐに名前を呼ばれた。
「遠藤、今回頑張ったな!」
「え、うそ......」
先生の笑顔とともに返されたテスト。
き........95点!?
軽く放心状態のまま机に戻る。
「良かったのか?」
と、隣から声が聞こえた。
左を見ると、穏やかな表情の梓。
「うん!見て!!」
と、テストを見せる。

