気がすんだのか、私から離れた梓。
し、死ぬかと思った......
私、そろそろ寿命なのかな......
「んな、必死になって、かわいー!」
「あー、イライラする。」
「そんなイライラすると、シワ増えますよ~?」
「イライラするだけじゃ、シワなんて増えませんー!!」
なんかもう、訳わかんなくなってきた。
今日はこのまま図書室に残ってても、勉強なんて進みそうにない。
まだ2週間あるし、今日はもう諦めよう。
「もう二度と勉強の邪魔しにこないでよね!」
私はそう釘を刺し、図書室をあとにした。
図書室に残された梓が、1人でニヤッと笑ってるなんてこと、私は知る由もない。
次の日。
朝から私は、梓をこれでもかと言うほど避け続けた。
どう顔を合わせればいいのか、分からない。
顔を見る度に、昨日のことが鮮明に思い出されてイライラするから。
休み時間の度に、教室から出た。
話しかけられそうになったら、わざと違う女の子に話しかけに行った。
最初からこのくらい避け続ければよかったんだ。
そしたら、ここまで自体が悪くなることだってなかっただろうし。
気づくのが遅かった。
でもこれで、もうきっと梓も観念するだろう。
昨日勉強できなかった分、今日取り戻さないと。
私はなんの危機感も持たず、図書室に向かった。
まさか、今日あれだけ避け続けたのに図書室にあいつが来るなんて、誰も考えないでしょ?

