蒼介くんは、たまにイジワルだ。
こうやって照れさせたりしてくる。
「卒業したら一人暮らしだし、いつでも遊びに来てよ。俺もひとりで寂しくしてるしさ。」
ひとり暮らしって、大変そうだけど少し憧れもある。
蒼介くんの一人暮らしのお家に遊びに行くのか!
想像しただけでとても楽しみ。
「俺も、美華に会いにこっちきたりするし。メールも電話もできる時しよ?学校とか生活は離ればなれになっちゃうかもしれないけどさ、心はずっと同じ距離だろ?」
蒼介くんの言葉にホッと、心が落ち着いていく。
確かにそうだ。
連絡手段もある。
毎日は会えなくなっても、電話で声を聞いたり、メールでその日あったことを報告し合ったり。
そんな時間があるからこそ、きっと会えた時はいつも以上に嬉しくなれるんだ。
「会えなくても、寂しくさせない。俺、約束するから。もし、なんかあった時は遠慮しないで言うんだぞ?」
「蒼介くん.....ありがと....」

