【完】恋なんてするものか!





「すげー、不謹慎かもしれないけど、俺と離れるのが嫌だって泣いてくれた美華見てて、すげーか可愛いなって思ってた。」




「そっ....そんなことないよ.....」




「自分のことを思って、彼女が泣いてくれること、めちゃくちゃ嬉しいし、可愛い。」



と、少し意地悪そうに笑った。




「ぅぅ....」



そんなことを言われ、急に照れてしまう。



泣いたり照れたり、忙しいな。自分...



「美華?」



「ん?」



───ちゅっ




名前を呼ばれ、上を向くと唇にキスが降ってきた。



いきなりの出来事に赤面。



幸い、周りには誰もいなかったから良かったけど。




急にそんなことされたら、どんな反応すればいいか分からないよ...!



「ごめん。可愛すぎて、我慢できなかった。」